八 角 形 に ゅ ー す

2000年1月2日

聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会


目次

大聖年を迎えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主任司祭トーマス・テハン

教会委員会報告

横浜教区第5地区教会の皆様へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤沢教会 テハン神父

八角形にゅーす100号にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 牧野進一

八角形にゅーす100号によせて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 浮田久子

八角形にゅーす100号に寄せて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤沢2区 平野和子

八角形にゅーす100号を振り返る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼2区 野村純一郎

福祉部委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼1区 倉橋久輝

ジュビリー2000キャンペーンを担当して・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼1区 福井敏之

「わたしの記念としてこのように行いなさい」・・・・・・・・・・・・・・・善行 岡村 正

日曜学校2学期の報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リーダー代表 高橋 弘

「祈りの雰囲気の中で聖書を祈る」に参加して・・・・・・・・・・・・辻堂1区 板津葵子

共助組合からのお知らせ

大聖年の巡礼地紹介

2000年1月の主な行事

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大聖年を迎えて
主任司祭 トーマス・テハン

2000年明けまして、おめでとうございます。

大聖年とともに新しい年を迎え、なんとなく、今年は特別な年になりそうです。聖パウロは、エフエソ人への手紙の中でこう書いています。『この愛するおん子に結ばれた私たちは、その流された血によってあがなわれ、罪のゆるしを得ているのです。これは神の豊かな恵みのおかげです。神は、私たちを、あらゆる知恵と分別の恵みであふれるばかりに満たし、ご意志に秘められた神秘を悟らせて下さいました。それは時が満ちて、キリストにおいて実現されるようにと、あらかじめ計画しておられた、その良しとするところに従ってのことです。

その神秘とは、天にあるもの、地にあるもの、すべてのものを、キリストを頭として一つに結び合わせるということです。』「時が満ちて」とは、私たち一人ひとりの心の中におられるキリストと、平和なすばらしい神秘に結び合わされることです。どうしてでしょうか?日本の文化において、新年を迎える気持ちとして、心を静かにして、家族と一緒に初詣に出かける習慣があります。日常生活をはなれ、きれいな着物を着、誰に会っても新年の挨拶をし、暫くの間、静かにおだやかな時を過ごします。「沈黙」という字には、この新年の神秘的な雰囲気が含まれていると思います。 「沈」とは「しずむ」の意味です。「水」の中に「尤」もっともな儀は、「冖」かんむりの下にあります。「黙」とは「里」さと、「むら」と「犬」いぬと「心」こころです。古里に帰ることは大きな喜びです。沈黙は、私たちの心の古里、すなわち神がキリストに結び合わせてくださる道の一つです。キリストに心を開くことによって神からいただく祝福と恵みにより、太陽から光をいただいているお月様のように、愛を持って豊かなお正月と大聖年を過ごすことができるでしょう。

今年、お正月で終わらず、大聖年を通して未来に向かって、霊的に成長し、神の国の発展のために働くことができますようにお祈りいたしましょう。今年が良い聖なる年でありますように。




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教会委員会報告

1.静思のひととき

しばし黙想をおこなった。

2.報告事項

市民クリスマス

約450名の参加者があり、和気藹々として盛況であった。とくにプロテスタント教会の方々と親睦のできたことは神に感謝。またホームレスの方々10数名の参加が得られたことも大きな喜びであった。

バザー収益金分配

配分したそれぞれのコミュニティーについて、それぞれの団体活動の概要報告などについて八角形にゆ−す特集を組んで、紹介する予定である。

Y2K問題の対応について

この間題について、壮年部の防災委員会より検討結果が報告された。報告では公的機関等からの情報によると、不測の事態が起こる可能性は殆どない見込みであること、もし発生しても市民生活に大きな影響が出る前に復旧が可能であるとのことであった。また教会としても、Y2K問題に関しては、突発的な地震などの災害と異なり、各家庭などで必需品は備えることが可能であり、自然体で臨み、食料・燃料(水は備蓄あり)の準備はしなくて良いのではないかとの結論に達したとのことであった。

葬儀について

教会としての葬儀の基準を、近いうちに葬儀社とも相談して決める予定であるとの報告がなされた。また決まったおりには祭壇などの見本の展示を行ないたいとのことであった。

防災訓練

今回は避難訓練のみとし、1月23日に開催することになった。

3.来年度予算について

教区事務所には、今年度実績を基にして、報告済み。今年度と比較して約500万円の減少となる。その主なる理由は祭儀収入の減と、月定献金の減少とのこと。

来年度の予算については、各地区、および各部会から事務所に用意されている書式で、来年度の予算を2月10日までに提出して欲しいとのこと。またその際、責任者の名前を明記するようにとのこと。会計責任上、届け出られた責任者名で出金依頼されるよう各部に徹底したい。なお、金銭とは無関係な部会でも活動予定は提出してほしい。

4.地区割り検討小委員会設置について

現在の地区割りは、最初は今から25年ほど前に作成され、その後何回か修正を行なってきたものであり、現状からは無理な面が多く出てきたので、抜本的に現況を見なおす必要があり、約半年程度の期間で小委員会を設置して検討を行なうことにした。なお委員は、各ブロックから1月中に1名づつ選出していただくことになった。

5.委員会規約改定について

すでに前回、改定案の提示をされたが、4月の信徒総会に提出し承認されるためには出来るだけはやい委員会で結論を出す必要がある。そのため各自持ち帰って再検討していただくことになった。

6.その他



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横浜教区第5地区教会の皆様へ
藤沢教会 テハン神父

大聖年を迎えました。

皆様の教会でもキリスト誕生2000年に当たって計画を進めていることと思います。

藤沢教会ではお祝いの大パネルを教会堂の正面に掲げ、いよいよ本格的な準備に取り掛かろうとしています。

ところで、私たちの第5地区は横浜教区の「大聖年の巡礼地」「聖母の園」を囲んでいます。このような好条件にも恵まれていますので、第5地区共同で何か大聖年を祝いたいと考えました。

行事というととかく形の整った、とか、参加人数とかにこだわってしまいがちですが、聖年の計画は「祈りの心と将来の希望に向けて力を神様からいただく」ことの出来る内容になればと願っています。

第5地区の皆さんと土台造りから始めて、将来に実りあるような企画が行われることを心から望んでいます。ご一緒に考えていただければ幸いです。

上記についてご提案のある方は教会事務所までお寄せください。
(教会事務局)



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八角形にゅーす100号にあたって
辻堂1区 牧野進一

八角形にゅーすは、本号で100号の記念すべき発刊を迎えました。心からおめでとうと申し上げるとともに、その大きなご努力に深く感謝致します。

大聖年の幕開けとともに、2000年の幕開けとともに、われわれの教会の中で、また一つの大きなお祝いであります。

毎号、発行されるたびに、楽しみに、また期待を持って八角形にゅーすを読むのは私だけではないと思います。いつも、最近1ヶ月の教会内外の出来事をよくもまあ旨く集めておられるものだと感心します。

この発刊にあたっては、毎回巻頭を飾っている各司祭のお言葉、広報部の委員各位、実作業にあたられて来られた野村工画のご努力に大いに負っておりますが、それとともに、教会全体のご理解とご援助があってこその賜物であります。

バーガー神父様は、昨年9月より米国でコロンバン会の会報編集長として活躍されておられますが、藤沢教会ご在任中には、八角形にゅーすにプロの目からのご指導も頂きました。そして、各神父様方からのご助言、皆様からのご意見などが栄養素になって本当に良く育ったと思います。

八角形にゅーすは「ニュース」と言うように速報性がもう一つの「売り」になっています。教会内外の情報を早い機会に皆様に伝えることができるのは、関係各位の不断のご努力があってこそであります。広報部委員の各位には、たいへん短い時間で編集作業もこなされており、その重責を十分に達成しています。そして毎月定期的な発行を確保するために、記事の確保や、遅れがちの記事の催促、紙面構成、校正、などなど、いつも貴重なお時間を割いていただいております。

また、年々内容の充実が図られており、初期の頃は1枚の紙を使って、計4頁での発行の時もあったように記憶しておりますが、今は、時には4枚になることもあり、記事も多くなっております。

この間、紙面構成のほうも工夫が見られております。写真や、イラストもきれいに入って、教会内外の情報を「伝える」ことで意志疎通のために十分活用されていると思います。

八角形にゅーす発刊の前は、年数回の教会報による教会内情報誌が発行されておりました。内容もかなりあり、発行には大きな精力が必要でした。そこで教会の情報をより活性化しようということから1991年から始まった月1回発行のニュース紙と言う趣旨でした。名称も教会の形から取った「八角形にゅーす」ということになりました。

今までの100号の間には、教会の歴史を物語る貴重な情報も多くあります。教会に一覧がありますので、この際振り返ってみることも趣があるのではないでしょうか。

広報部では、教会報(12月にはクリスマス号が「大聖年へ向けて」をテーマにして発行されております。こちらは第11○号になっており、長い歴史を重ねております)も取り扱って頂いております。そちらにも色々貴重な情報やご投稿などの内容が集約されております。

八角形にゅーすは毎月第1日曜日に発行されておりますので、是非ともご家庭にお持ち帰りいただいて、教会内外の情報キャッチの一助にしていただくとともに、なお一層、ご投稿やご協力をいただいて積極的に八角形にゅーすを盛り上げてくださるようにお願いいたします。感謝



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八角形にゅーす100号によせて
辻堂1区 浮田久子

八角形にゅーすが次号で100号を迎えられるとうかがい、創刊当時、教会委員長として色々ご相談にあずかったことを思い起して感無量でございます。

それ以前には「藤沢教会報」が年4回発行されていました。ところが90年度のクリスマス号が人手不足などの事情で発行が危ぶまれる事態となりました。これを心配いたしまして女性有志の方々と語り合い、会報発行のため協力するグループを作り上げることができました。中山幸江様、平野和子様、森村昌子様、山内恭子様の御4方です。このお話をガラハ神父様に持ち込みますとおよろこびになって、会報編集のベテランの野村純一郎様にお加わりいただき、わずか2ヵ月程の短期間に見事クリスマス号を発行することができたのでした。

翌91年春、マーティン神父様が主任司祭として着任されました。神父様は学生時代新聞編集の経験がおありで、教会報は簡単なものでいいから月刊にすべきとのご意見の持主でした。広報部員に無論依存のある筈はなく、この年の8月4日「八角形にゅーす」が産ぶ声をあげたのでした。このユニークな名前は私たちの教会の建物のかたちからマーティン神父自らが命名されたもので、いかにもアメリカ人らしいユーモラスな発想とほほえましく承ったことを思い出します。以来一号の休刊もなく、今日100号を迎えられ本当にご同慶の至りでございます。

当初は4頁のスリムなものでしたが、信徒の皆様の関心も高く投稿の数もふえ、じきに6頁、8頁、12頁、ときには18頁までのパンフレット程にも大きく成長いたしました。こうしてこの小さな出発をした会報がみな様のご努力と神の御祝福のもとにいまでは教会の使命達成のため、各部会の活動のため、そしてお互いのコミュニケーションやまどいのために欠くことのできない大切な機関となっております。

新しいミレニアムを迎え、洋々たる前途を望み見ながら私たちの藤沢教会と八角形にゅーすに新たな活力が与えられますように心をこめて神様にお願い申し上げます。



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八角形にゅーす100号に寄せて
藤沢2区 平野和子

91年6月、今までの教会報とは違ったもっと身近なニュースを扱う目的の「八角形にゅーす」創刊号の準備が始まりました。立派なものでなくても、教会がもっと身近になるように役に立つものをと、8月の発行に向けて、5、6回お昼すぎから夕方まで集まったのを懐かしく思い出します。

手さぐりで始まった「八角形にゅーす」ももう100号と思うと感慨もひとしおです。私は、創刊号から80号まで編集に携わりましたがその間、急な変更や無理なお願いにもいつも穏やかな笑顔で対応して下さった印刷の野村さんご夫妻には心から感謝しております。ただ残念なのは「八角形にゅーす」がどの程度役立っているか分からないことです。どうぞ隅から隅まで読んで下さい。「八角形にゅーす」に掲載されたことなので当然知っていらっしゃることと思って話題にしたことも「知らなかった」と言われたことが何度もあります。編集者にとって、読んでいただくことが何よりの励みなのですから。

年が経るに連れて、「八角形にゅーす」も少しずつ形や内容が変わったり(実際、創刊号から33号までは、5段組で小さな字でしたが、34号からは読みやすいように大きな字に変更)すると思いますが、創刊号当初の教会がより身近になり、役立つ内容をという目的は変わらず続きますように、私たち一人ひとりのための「八角形にゅーす」でありますように、お祈りいたします。そして編集の方々を応援しています。

高齢者の立場で前向きな生き方を示す内容の原稿を数多く寄稿して下さった岩本セツさん(藤沢2区)、教区の典礼研修会についての原稿を書いて下さった横井節子さん(鵠沼3区)、聖書や母の日のカーネーションなどのほのぼのとしたカットを描いて下さった奥村美智子さん(鵠沼1区)をはじめ、帰天なさった方々も天国でこの100号を読みながら応援していらっしゃることと思います。



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八角形にゅーす100号を振り返る
鵠沼2区 野村純一郎

1991年8月、当時の主任司祭マーティン神父のご意向で、教会内に情報を伝え、広く分かち合いの機関誌をということで、出来ばえよりもニュース性を重視して「八角形にゅーす」が創刊されました。

当時としては、ニュース性を重視したため編集より最新の情報を記事にするために記事の締切りから出来上るまで、ほぼ2週間というスピードで編集印刷をしました。

巧遅より拙速で、はじめは第1面主任司祭の講話、教会の行事、お知らせ記事、洗礼、転入、転出、帰天等で投稿記事は少なく、やがて委員会報告や発行月の教会の主な行事、結婚式予定等が入るようになり、現在の形に纏まって来ました。藤沢2区の平野和子さんがまとめておられました。私は印刷を承りましたので、いざ印刷するとなると細かいところまでキチンと決める必要があり、毎回、印刷前の記事の調整や確認に約2週間はフルにかかりました。それに当時の神父様のご意向で、匿名記事は記事に責任がもてないことと、印刷前の問い合わせが出来ないため、匿名記事は載せないことになりました。創刊当初よりしばらくの間は、主任司祭が編集会議に出ておられました。

第100号を迎えるに当たり、偶然にも大聖年の1月号が100号になりますので、創刊以来の苦労がドッと思い出され、記事の可否、ワープロ入力の苦労、カットの選定、時にはカットを自分で描くなど、発行日を毎月初めの主日としていましたので、殆ど期日に仕上げてまいりました。

ところが、私自身、病身になり、今は人工透析を受ける体になり、殆ど仕事は家族に頼むことになってしまいました。もう好きな仕事が出来ません。神様どうぞ私にこれを乗り切る力を与えて下さいと、毎日お祈りを続けております。2000年のクリスマスを無事迎えることが出来ますように。今日、生きていることに感謝しております。神に感謝



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福祉部委員会報告
鵠沼1区 倉橋久輝

今年度バザー収益金の配分についての経過と結果報告をさせていただきます。

先ず、教会の日曜日に配布しているパンフレット「おしらせ」にて、「バザー収益金配分申込書」が教会事務所にあり、その用紙を用いて申込んでいただき度い旨、広報させていただきました。申込期日は、11月25日頃としその結果、申込みを受けた団体は22でした。

資料としては、申込書と昨年の収益金配分先の一覧表を準備して、11月27日に教会センターホールにて、収益の配分についての会がもたれました。メンバーは、牧野教会委員長、浮田バザー委員長、川辺事務局長、福祉部より福井、米谷、下村、斉藤、益根、長野の各氏、事務局から増田、落両氏をはじめ20数名の参加の下に話し合いが熱心に行われ別表(1)のように決めさせていただきました。配分先の決め方は、先ず昨年作成しました共通理解別表(2)を基準にし、また申込みを受けている団体を先ず優先的に取扱い慎重に話し合いました。救急の会、ビンセンシオ・ア・パウロ会は、昨年と同じ金額で一致、更にカリタス・ジャパンと信徒宣教者会には、それぞれ15万円づつ、更に申込んでいる団体22団体に、5万円づつと決め、残額37万円を基金に廻すという話に落ち着きました。が、昨年配分を受けている団体で、今日現在では、申込みがなされていないが、後日申込み書が送られて来たときの取扱いについて話が出ました。その取扱いは、福祉基金を使い配分してよいとの一任を受けて会は、祈りをもって終わりました。

日曜日に、テハン主任司祭に経過報告させていただきました。そのとき神父様より「横浜ダルク」、「横浜マック」、「アジア学院」についての話がありました。神父様に、昨年収益金の配分を受けた団体で、今年末申込みの会には、当方から問い合わせ、その結果、もう一度、配分のための小委員会を開く予定ですとお話しました。

その夜、K様よりお電話があり、テハン神父様が「アジア学院」 の申込書を見て箱に入れた記憶があると話しておられたとの連絡をいただきました。

12月5日、9時半のミサの後、追加団体の取扱いの話し合いをテハン神父様の下で、牧野教会委員長、川辺事務局長、福祉からは、各小委員会の責任者、福井、下村、米谷、斉藤、落、増田の各氏、倉橋の10名で行ないました。「アジア学院」の申込書は、バザー委員会の箱に入っていたとのこと、さらに「横浜ダルク」は12月に申込書が送られて来たと報告がありました。追加団体への配分についてあらゆる角度から検討させていただき、別表(1)の☆の4団体を追加することで一致し、決めさせていただきました。

不景気が続いておりますとき、多くの福祉団体に収益金をお配り出来ましたのも、皆様の暖かいご支援、ご協力の贈ものと心より感謝とお礼を申し上げます。(感謝)

また、12日の9時半のミサが終わったとき、下村氏が来て、ベトナム・コミュニティから申込み書が出たがと言われ近くにいた牧野委員長、川辺事務局長に相談したところ、昨年も配分しているのでと言われテハン神父様に報告、承諾を頂くこととし、福祉基金より5万円援助するということで、福井、斉藤、米谷各氏に了解していただきました。また浮田バザー委員長に報告し、了解を得ました。その結果、追加配分団体は5団体、本年の福祉基金は12万円です。神に感謝。

バザー収益金分配先1999年度(別表1)

総額

福祉基金
救急の会
SVP

カリタスジャパン
信徒宣教者会
ミカエラ寮
ウガンダの教会支援
ペルーのスラム支援
マニラ市内老人ホーム支援
マニラのストリートチルドレンの支援
フィリピンの学生奨学金
ペルーの学生支援
シエラレオネの人材養成支援
インドの人材養成のための里親の会
重度障害児送迎など
在宅精神障害者を援助するための作業所
重複障害者と家族のくらしを考える会
難病の子供と家族の支援
中国の雲南省農村の子供達の教育支援
障害者とボランティアの会
ハンディキャップを持つ人々の生活ホーム
藤沢難病患者・家族の会
障害児の自立を助ける道具を考える会
釜ヶ崎支援
ブラジル貧民の援助
老人福祉
ルワンダ義足制作等への援助
☆アジアの農村指導者の養成
☆薬物依存リハビリセンター
☆アルコール 依存リハビリセンター
☆精神障害者ホーム
☆ベトナムの人々の援助

2,250,000 円

120,000 円
360,000 円
120,000 円

15万円
15万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円
5万円

 

バザー収益金についての共通理解(別表2)

1.福祉を目的とするできるだけ多くのグループを対象にする。
(限られた資金を多くのグループに補助するということです)

2.藤沢教会の信徒が補助対象のグループにかかわっている場合を優先する。
(信徒への支援の意向を込めた考えです。「かかわり方」はかなり広く考えます)

3.グループ当たりの補助額は、最低額を1口20000円とする。
(上記1.を維持するための基準です)

4.福祉基金への積立を収益金の10〜20%にする
(収益金総額を全て配布するのではなく、一定の割合を福祉基金に積み立てます)

5.国あるいは県・市・町・村等の自治体から年度毎に補助金を受けている場合は、配布順位の優先度に考慮する。
(補助金が支給されないようなグループを優先的に考えます)

6.配分する収益金額の多少によって、上記1件から5、の重みづけの調整を図る。
(1〜5までは、原則であり諸般の事情によって重点を変えることがあります)

福祉基金について

1.基金の原資

  • 青年部のチャリティ音楽会等の収益金
  • バザー収益金の積立金
  • 寄付

2.基金の活用

  • 緊急の補助
  • 福祉活動の資金

3.収支状況の報告

  • 238万円

(平成11年9月末日現在)

 



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ジュビリー2000キャンペーンを担当して
鵠沼1区 福井敏之

1年程前に行った主題の署名運動には300名を超える方からご協力をいただきました。ありがとうございました。

98年10月に日本カトリック司教協議会大聖年準備特別委員会委員長の白柳誠一枢機卿様から債務帳消し国際キャンペーンの署名に協力してくれるよう日本カトリック教会の皆様宛のメッセージが中央協議会を通して各小教区に送られてきました。

藤沢教会では11月の定例教会委員会でこの要請への対応が検討され、前向きに取り組み協力することになりました。

具体的な進め方を決めるにあたって、最貧国の累積債務を帳消しにするとはどういうことなのか、なぜ必要なのか、なぜカトリック教会が運動を支援しているか、そして私たちの署名はどういう意味をもつかなどこの問題が余りにも大きく、かつ複雑で解りにくいが、問題が非常に重要かつ奥深いので99年1月末の署名締切日まで短い期間ではあるが少しでも多くの方が理解できるよう最大限の努力をしようということなりました。枢機卿様のお願いだから、教皇様も訴えておられるからという理由だけで署名をもらうのではなく、可能な限り納得した上でのご協力を期待しました。

具体的には1、日曜日のミサ後、署名を呼びかけながら運動の主旨を良く説明するとともに、八角形にゅーすなどを通して広く関心と理解を得られるようにしました。

99年1月10日には債務帳消しキャンペーン日本実行委員会代表の1人である北沢洋子さん(IMF・世銀を問う連絡会)と、聖コロンバン会の担当司祭であるポール・マッカーティン神父様を招いて説明会を開催し、約100名の方が参加されました。

同じく1月31日には藤沢駅頭で署名を呼びかけました。5名で2時間余り行い、20名を超える方から署名をいただきました。中学生の女の子や茶髪の青年も協力してくれました。

署名された方々一人ひとりのこの問題に対する理解は様々だと思いますが、21世紀にはすべての国の人が人間らしく生きられる世界を実現しようというこのキャンペーンに賛同し、重債務による貧困という暴力に苦しんでいる多くの国の人々に光がもたらされるようにとの願いをこめてたくさんの協力が得られたことは担当した者として本当にうれしく、心から感謝しております。また、運動を通じて得がたい出合いがあったことは喜びでした。

運動のその後の経過について述べますと、日本全体で約50万人の署名が集まり、世界160カ国1700万人分の署名とともに昨年6月ドイツのケルン市で行われた先進7カ国首脳会議の議長ドイツのシュレーダー首相に手渡されました。これに対し債務消減は相当の進展をみたものの、最貧国41カ国の公的債務総額2千億ドル(約21兆円)のうち3分の1の700億ドルが消減されたにすぎません。中でも日本政府の対応が充分でないことが指摘されております。

キャンペーンは本年沖縄で行われるサミットに焦点をあてて新しい運動を展開しつつあります。

教皇様は使徒的書簡「紀元2000年の到来」 の中で“許しがたい社会的、経済的不平等が目立つ現代にあって、世界の正義と平和への関与は聖年の準備と祝いのための不可欠な条件である”とし、“キリスト者はレビ記(25・8-12=ヨベルの年について)の精神に従って世界中のすべての貧しい人々のために声を上げ、聖年が多くの国々の将来に深刻な脅威となっている累積債務をすべて帳消しにしないまでも、大幅に削滅することを考慮するのにふさわしい時であると提言しなければならない”と述べておられます。

新しい千年紀の初めにあたって、世間の価値観が変わって“人間の尊厳をいつも中心におき、共通善の探求を最優先にして物事を進めることが平和への基盤”という教皇様のメッセージ(1999年世界平和の日)に示された社会の到来のために、ジュビリー2000キャンペーンに引き続き関心をもち参加・協力してゆきたいと考えます。



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「わたしの記念としてこのように行いなさい」
善行 岡村 正

ルカによる福音にのみ書きとめられ、ミサ聖祭のたびに繰り返し唱えられる「記念として行いなさい」ということばに、わたしたちはどんなことを思い考えるでしょうか。

この他にもミサ聖祭には、記念唱と言われることばがあります。

また、カトリック教会では、1年を通して神の救いのみわざを記念する典礼暦があり、それによっても信仰を育まれると言われますが、一体どのようにして育まれると言うのでしょうか。記念する、ということがわたしたちの生活の中でどのようなはたらきなのか考えてみたいと思います。

記念するとは、昔そのことがあったと思い出すのではなく、「今ここに」あるわたしたちにもそのはたらきがあって、わたしたちを造り活かし続けるのだと自覚する事だ、と聞きました。言いかえるならば、そのはたらきの歴史を思い起こして感謝し、そのはたらきの「今ここに」あるわたしたちの創造に一つになって生きる事なのです。

「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」と言われるように神は、常に新たなわたしたちの創造として、わたしたちと共にある唯一の神で、繰り返しはありません。

歴史感覚とは、わたしたちは何をして来たかではなく、「今ここに」あるわたしたちは何をして来なかったのか、今何をしなければならないのか、と今までのわたしたちを見直し問い直し、その欠けている足りないわたしたちの新たな創造に立ち向かう姿勢を言うのだと思います。

分かっている今までの自分を乗り越えるには、思いや考えを超える神の引き合わせ即ち選べない他者との交わりの中で、まだ分かっていない自分に変えられる他ありません。持っている分かっている力を支えにするならわたしたちは変われないのです。「人には出来ない事であるが、神にはお出来になる」とはそのことで、創造は常に神の引き合わせによるみわざです。わたしたちの思いや考えを超える事なのです。

従って創造は、みわざの歴史の中の「今ここに」わたしたちと共にある唯一の神、選べない神との交わりの他にありません。それがまた、記念するということなのです。神の創造が、わたしたちの中にどのような姿で現れるのか、どのような人たちに一番はじめに知らされるのか。それをわたしたちは、ルカによる福音第2章1ー20節に何度でも読みます。それは、思いもかけない時と処に、思いもかけない姿でわたしたちに現れます。

ですから、そのような思いや考えを超える創造のみわざの出現にわたしたちは目覚めて居なければなりません。物事の意味を、引き合わせのなかで見つめなければなりません。



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日曜学校2学期の報告
リーダー代表 高橋 弘

長い夏やすみが終わり2学期が始まったのは9月12日でした。 本年は第3日曜日に別の形での活動を行うという事で、19日はその第3日曜日にあたり侍者勉強会を行いました。センターホールで行われている子供のミサで侍者は4年生からやっています。侍者会の宮内会長を中心に指導していただきました。

10月末に行われるバザーの為、毎年の行事の一環として、保護者の方と子供たちとによる魚作りが行われました。センターホールには所せましと水彩された魚の絵が並んで、とても壮観でした。300匹を超える魚達はバザーで一匹残らず釣り上げられました。その他ポップコーン、輪投げ等、大盛況の内のバザーでした。

11月28日に待降節に入り、風間リーダーを中心に聖劇の練習が始まりました。12日にゆるしの秘跡をすませ、イエス様の御降誕を待ちます。

以前テハン神父様が言われたことがあります。「イエス様は私達キリスト者だけではなく、みんなの為にお生れになったのです」この言葉はとても心に響く言葉です私達はその言葉を何度も聞いたことがあると思いますが、この時期、もう一度味わってみたいと思います。2千年の大聖年に向けてリーダー、子供達と共に祈りのうちに。



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「祈りの雰囲気の中で聖書を祈る」に参加して
辻堂1区 板津葵子

11月29日、エルダーズ主催の「ハンラティ神父様のお話会」にお誘いを受けて出席させて頂きました。聖書をつかって、自分自身の日常生活で助けや希望を受けるために祈る一つの方法についてお話して下さいました。聖書の祈り方はいろいろありますが、自分がつかう時は一度に全部つかわないで、その時の“気持ち”によって選び、まず自分自身に何故これを祈りたいのかを問いかけてみること。祈りながら、神様は私の生活の中でどのように働いていらっしゃるかを知るため、自分自身の体や心の状態を見ることが大事であること。静かに祈る時間(何分か)を決めて守り、終わってから、「この祈りの時間から何をもらったか」を自分に問いかけること。祈りによって変わったかを自分に聞き、“思いめぐらす”ことが大切であること。何回これをしても、日によって違い終わりは無いこと。

以上のようなお話の後、クリスマスの準備として、ルカ2:1〜20のイエス様の誕生のところが読まれました。人々は、それまで400年という長い間預言者を待ち、“日が満ちて”主メシアがお生まれになったこと。ここで、私達は祈り“思いをめぐらし”ます。ヨゼフ様と臨月のお体のマリア様は、130キロの道のりを歩いてベツレヘムへ行かなければならなかったこと。混んでいて泊めてくれる宿屋が無かったこと。しかし、男ばかりの宿屋でなくて良かった、静かでお祈りの出来る馬小屋で良かった、人々から嫌われている貧しい羊飼い達が気軽に入れる場所で良かった、等と神様のお働きを味わいながら祈ること。天使から主メシアの誕生を知らされた羊飼い達の気持ちを想像してみると、自然の中で暮らしている人々は神の働きは信じやすいが、その喜びに満ちた知らせが地位のある人にではなく、人々から無視され軽蔑され神殿にも入れない自分達が、国の代表者として証人として選ばれたことが信じられなかったということ。しかし勇気を出して、不思議な体験に信頼して探しに行き、そしてヨゼフ様、マリア様、赤ちゃんを見つけます。羊飼い達は、どれほど優しい気持ちでイエス様と対面したでしょうか。来る時にはひそやかに来た彼らは、帰りは神をあがめ讃美し、人々に「見に行きなさい」と知らせながら帰って行きます。羊飼い達は赤ちゃんを見ることによってどのように変わったか。最初のすばらしい証人にされ、感謝でいっぱいになったこと。日頃は、寂しい惨めな羊飼い達の気持ちに思いをめぐらせてみる時、そこに神様のお働きが感じられること。

羊飼いに自分を置き換え、赤ちゃんを見つめている自分が変わってくると感じる、その気持ちをもっと深く持つこと。この気持ちの分かちあいが大切であること。羊飼いである私を通して他の人々にも働きたいという気持ちを持つこと、等をお話して下さいました。 ハンラティ神父様に教えて頂いたお祈りのしかたは、神様のお働きに思いをめぐらし、とても感激的で心に響きました。待降節の中で、静かにその意味を考えることを教えて頂き、羊飼いのように感謝でいっぱいです。神父様、エルダーズの皆様有り難うございました。



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共助組合からのお知らせ

明けましてお目出度うございます。

1年の計は元旦にあり、今年の生活設計は早めに立てましょう。進学、卒業旅行などの資金に、低金利の共助組合をご利用ください。

共助組合関東地区協議会では、3月11日、小江戸川越名所散策の1日散歩を計画しています。費用ー2000円(昼食見学料込み)お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。

共助組合へのお問い合わせ、ご要望などがありましたら、いつでもお越し下さい。お待ち申し上げています。

共助組合理事一同    2000.1.1

 



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大聖年の巡礼地紹介

大聖年の巡礼地として、梅村司教は、司教団からの推薦に基づき、横浜教区の4県から2か所ずつを指定しました。必ず含まれることになっている司教座聖堂と合わせ、合計9か所となります。各巡礼地の連絡先を記します。大聖年をより有意義に過ごす一助となれば幸いです。

なお、特に団体での巡礼に際しては、訪問先の都合を事前にお問い合わせください。その際、先方の迷惑にならないようご配慮をお願いします(夜遅くの電話などはお避けください)。

【解説】それぞれの巡礼地には、その創立以来の歴史があります。中でも、静岡教会、松本教会、末吉町教会、甲府教会、神山復生病院は、明治の再宣教時代に、パリ外国宣教会によって基礎が築かれました。初期の宣教師たちは「歩く宣教師」とも呼ばれ、横浜を起点として、東海道を小田原、沼津、静岡、浜松方面へと、さらに沼津から北上し、山梨、松本へと長距離を歩いて宣教したのです。

他の巡礼地にも、そして巡礼地に指定されない教会や施設にもそれぞれの歴史があります。

@ 山手司教座聖堂

〒231−8652
横浜市中区山手町44
電話045(641)0735

交通/JR石川町駅南口より
徒歩8分(坂を登る)

A 聖母の園聖堂

〒245−0063
横浜市戸塚区原宿町
4−35−1
電話045(851)6051
(戸塚第一修道院)

交通/戸塚駅西口バスセン
ター1番乗場より藤沢行き
バスで聖母の園前下車5分。
またはドリームランド行きバス
で横浜国立病院前下車7分

B 末吉町教会

〒231−0055
横浜市中区末吉町1−31
電話045(251)5505

交通/京急日ノ出町駅
より徒歩5分

C 神山復生病院聖堂

〒412−0033
御殿場市神山109
電話0550(87)0004
FAX 0550(87)5360
*団体での巡礼の場合、
ファクスまたは書面で
事前連絡のこと。

交通/JR御殿場駅より三島
・沼津方面行きバスで
復生病院前下車2分。
JR三島駅またはJR沼津
駅より御殿場方面行き
バスで復生病院前下車2分

D 軽井沢教会

〒389−0121
北佐久郡軽井沢町大字
軽井沢179
電話0267(42)2429

交通/JR軽井沢駅より徒歩
20分。軽井沢駅より
草軽バスで教会前下車
2分、または西武バス
で旧軽井沢下車5分。
タクシーで「聖パウロ教会」
と言えば分かります(約3分)

E 松本教会

〒390−0873
松本市丸の内9−32
電話0263(32)0795

交通/JR松本駅より徒歩1
5分。松本駅前バスセ
ンターより美ヶ原温泉
行きバスで市役所前下車2分

F 静岡教会

〒420−0854
静岡市城内町1−5
電話054(252)4938

交通/JR静岡駅より徒歩2
0分。静岡駅より県立
総合病院行きバスで英
和女学院前下車3分

G 甲府教会

〒400−0032
甲府市中央2−7−10
電話0552(37)2531

交通/JR甲府駅より徒歩12分

H 富士吉田教会

〒403−0005
富士吉田市上吉田3−5−7
電話0555(22)3199

交通/富士急行・富士吉田駅
より徒歩10分

 



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2000年1月の主な行事

1(土)元旦新年ミサ午前0時 午前11時

8(土)ケア・セミナー午前10時

9(日)日曜学校3学期始まり スカウト餅つき

15(土)壮年部新年会午後5時

16(日)成人式

17(月)24・31エルダーズ午前10時 24はお食事会

20(木)湘南台センター・エルダーズ

21(金)婦人部新年会午前10時ミサ後

22(土)福祉部例会午前10時

29(土)キリスト教一致合同祈祷会 藤沢バプテスト教会にて



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