<

 

八 角 形 に ゅ ー す

2007年7月1日

聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会


目次

戦争の棘、子どもの頃の記憶から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・司祭 渡邉

教会委員会報告

合葬の園概要

初聖体の感想

宣言力(北1黙想会に参加して)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長後 千古

ギャンブル依存症からの回復・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福祉部 飯田

横浜教区一粒会大会準備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一粒会 鈴木

ご協力、ありがとうございました!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤沢16団 阿南

南房総巡礼と温泉を楽しむ旅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エルダーズの会一同

二宮巡礼に参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 日野原

バザーからの寄付に感謝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よこはまファミリーハウス 佐伯

八角形にゅーすのページに戻る




戦争の棘、子どもの頃の記憶から
司祭 渡邉

 子どもの頃のその記憶が再び甦ってきたのは、私が「滞日外国人と連帯する会」に責任者として携わっていて、ドメスティック・バイオレンスに遭ったフィリピン女性の話を聞く機会が出てきたときからでした。それ以前は父との間の思い出については、主に肯定的な面から記憶を思い出し、語る機会のあるときには語っていました。それ以後何かの折に「うちにもドメスティック・バイオレンスがあった。」と語ってもみるのですが、多くの場合それは違うのではという反応が返ってきました。それが同じ話をギャンブル依存症の人達を前に語ると、幾人かの間に共鳴が広がって行くのを感じました。

 子どもの頃、私が悪さをすると必ず父に見つかり厳しく叱られたものでした。それによって私の悪しきに流れやすい根を断ってもらったという面があります。でも父には、一旦手を上げると止まらなくなるというところがありました。弟たちに対してもそうでした。また母がよくこんなことを言っていたのを思い出します。「飲むと大声を出し手を上げるんだから。飲まないといい人なんだけどね。飲んだら恐いので親戚の家へ逃げてたよ。結婚する前にはこんな人だとは思っていなかった。お前たちを連れて線路を歩き、一緒に電車に飛び込もうと思ったこともある。でもお前たちにうちに帰ろうようと言われ、我に返り帰ってきた。それも、お前の電車の事故以来だいぶ良くなったんだよ。手を出さなくなった。」

 私が韮崎にいた頃、父の故郷がそちらの方だったもので、よく父方の伯母のところに訪ねて行きました。そして子どものころの父のこと、また父の父のことを訊ました。ドメスティック・バイオレンスなどについて学んだときに、家族に対して暴力を振るうものは子どものときに同じ環境で育ったものが多いというのですが、伯母から聞く話には全くそのようなものが伺われませんでした。それでは父のあの爆発はいったいどこから来るのだろうかと思ったときに、私が思い当たったのは戦争でした。父がこんなことを語っていたのを思い出します。

「戦争の時ちゅうのは異常な精神状態だっただぞなあ。戦争から帰ってきて、電車に人が飛び込んだちゅうから、おれは戦争でもっとひどいのを見ているから大丈夫だと思って見に行ったら、人の肉片が飛び散っているのを見て、そのあと一週間飯がのどを通らなんだ。戦争中は、敵機が来たあちゅってそこに伏せて、飛行機が行っちまった後、隣のやつが動かないから起こすとはらわたが飛び出していてやられてる。上から見たらわからんにな。やられたのを軍医のところに運ぶと、どういでだかわからんが、軍医はその人の目を診て、あっちぃこっちぃと振り分けるだ。そいで一方に運ばれたもなあな、まだ息があるだけどほおっておかれるだ。そっちに運ばれたもなはしばらくするとみんな死んで行く。足がふっとんだのも首がふっとんだのもあった。面白いだな、人間の首ちゅうもんにはいっぱい管がついてるだぞ。そんな中でも、おれたちはにぎりめしをもらって、血まみれの手で洗いもしないで食ったものだがな。異常な精神状態だっただな。平時にゃあ電車に飛び込んだ人の肉片を見ただけで、飯がのどを通らねえ。」

「上官にはいい人もいたが悪いやつもいた。おれんとうの上官は悪いやつで、何かっちゅうと張り倒されたし飯抜きにされた。」

「おれはどうせ死ぬなら、飛行機に乗りたいと思って予科練に志願した。16で志願し、18のとき戦争が終わった。もうその頃にゃあ乗れる飛行機などなかった。そいで、特攻隊に志願させられた。『特攻隊に志願するものは手を挙げろ』と言われて、全員が手を挙げた。挙げないでいられる雰囲気ではなかった。ひとつ上の人たちは、8割9割死んだ。同期のものは半分死んだ。」

 戦争の棘は、見えないところでも世代から世代へと人々の心の深みを傷つけ続けているのでしょう。前の戦争後、これからは戦争をしないという道を私たちは一旦選びました。今、イラクから帰還してきた自衛隊員の中に自殺者が出ているという話を聞きます。また、イラクから帰還してきた自衛隊員の子どもに、放射能の影響のためか、奇形児の子が生まれているという話も聞きます。戦争をしないという道を、私たちがもう一度選び取ることができるよう強く祈願します。



目次に戻る


教会委員会報告(6月16日)

1.合葬の園プロジェクトの現状について

 プロジェクトチームから報告があり(別掲参照)今後、建設実行委員会を設置して推進していくことになった。委員会のメンバー構成については次回の教会委員会にて決定することとする。

2.湘南台センター作業チーム報告

 現在、あらゆる可能性を視野に検討を続けており、最終的には10月の教会委員会で答申を出す予定。一方、現在の湘南台センターは今年12月を以って閉鎖し返還するように実務的なことは進めていくことが確認された。

3.第5地区共同宣教司牧委員会について

 6月3日、大船教会において、司教教書に示された新体制に沿った形で、第1回第5地区共同宣教司牧委員会として開かれ、今後の取り組みについて話し合われた。地区共同宣教司牧委員会の概要は、以下のとおり。

構成:

各小教区の主任司祭、各小教区の教会委員長、地区内の修道会代表、外国籍信徒司牧担当司祭、これから設置される3部門の代表

目的:

地区レベルで共同宣教司牧を推進する

課題:

地区の将来を見据えたヴィジョンを描く、自らの力で祈り、信仰を伝え、愛を証しすることができる共同体づくりを目指す

2007年4月からの1年間は準備期間とし、2008年4月から完全実施とする

4.教区センタープロジェクトの現状

 昨年9月25日付の教区長よりの「藤沢教会のセンター化について」という手紙に基づいて、実施したアンケートの結果については5月の八角形にゅーすにて披露したとおり。寄せられた意見、要望をもとにセンタープロジェクトチーム(CPT)ではひとつの構想案をまとめて今月末に教区内の全ての小教区、修道会に再度、意見、要望を尋ねるアンケートを実施する。7月1日(日)に公開し、8日(日)の9時半ミサ後に鈴木神父(CPT座長)による説明会を予定している。その後各ブロック、活動部などで話し合い、当教会としての意見、要望を9月末までにまとめて行くことになる。

5.ガーデンパーティーについて

 8月4日(土)に開かれる予定になっているが、多くの外国籍信徒は土曜日も働いているために参加でない。国際部にて彼らと話し合い、開催日を日曜日に変更することを検討し、6月中に決定。その場合は8月5日(日)となる。例年どおり壮年部と女性有志に加え、中高生、大学生にも協力を呼びかける。近隣教会にも案内する。

6.活動部報告

@総務部:

聖堂内アスベストの空中飛散度検査を実施した。結果は7月の委員会で報告

A国際部:

6月10日(日)国際部ランチパーティーを開催。収益33,000円を外国人共助組合への出資金とする

B福祉部:

5月13日(日)ギャンブル依存症についての勉強会に約50名参加。秋に3回目の「依存症勉強会」予定

C北1ブロック:

 6月2日(土)黙想会参加者253名(うち外部の方72名)会費総額126,500円から神父様へのお礼と菓子代を差し引いて残額は教会に献金



目次に戻る


合葬の園概要

  1. 聖心の布教姉妹会藤沢修道院敷地内(みその台)に合葬を中心とした納骨施設を建設します。

  2. 合葬の園の納骨堂は、中央に合葬墓を備え、周囲に500〜800体の遺骨を納骨出来る設備を備えます。

  3. 合葬の園の建物は合葬墓の上に位置する祭壇を中心に祈りと墓参、そこを訪れる人とそこに葬られている方々との交わりのための開放されたスペースとし、その建物自体がそこに納骨されたすべての方の墓所となります。そのスペースを囲むように設置される遺骨収納棚は、1体ずつ独立したものとし、通常は施錠される壁に囲まれたスペースとします。

  4. 合葬の園はまず第1に藤沢教会の信徒と家族の方々、埋葬する場所を用意してくれる方のいない人々(無縁の方々)、経済的困窮などで埋葬する場所を確保出来ない方々のために用いられます。それらの方々以外にも、横浜教区内の信徒と家族の方々、藤沢市内のキリスト者の方々などのためにも開放されます。

  5. 埋葬された遺骨は、原則として10年間保存され、その後合葬墓に移されます。ただし、希望された場合や無縁の方は最初から、または10年以内に合葬することが出来ます。

  6. 埋葬にかかる利用料は通常の場合1体当たり100,000円とし、納骨のための場所を確保している間、年額3,000円の管理費を負担します。合葬に移る場合は10,000円を負担していただき、以降の管理費は任意となります。また、最初から合葬を希望される場合は60,000円の利用料を負担していただき、管理費は任意となります。これらの費用は運営委員会で利用者の事情などを勘案の上、免除または軽減することが出来ます。

  7. 合葬の園の総工費はおよそ6,000万円を予定しています。建設資金は利用申込みされた方々の利用料、建設のための寄付金などをベースに不足額は内外からの借入金でまかなう予定です。

  8. 合葬の園の管理・運営主体はカトリック横浜司教区とし、実務は藤沢小教区を主体に合葬の園運営委員会を設立し、そこで行うこととします。またその会計は横浜教区の墓地会計に帰属するものとします。



目次に戻る


初聖体の感想

4年 彩夏

 私は、初め「ごせい体は本当にパンなのかな?」と思っていましたがいただいた時に「本当にパンだったのか」と思いました。一年間初せい体のお勉強をしてみてよかったです。これからはイエス様が私たちの心にいらして下さるので、毎日おいのりをしたいと思います。

3年 風河

 神父様から本物の御聖体をいただいた時は、「やったぁ!」とうれしかったけど口に入れた時、「えっ!」って思いました。これでいつもお母様やお姉ちゃんに、「どんなあじ?おいしい?」って聞いても、わらっていたわけがわかりました。大人のあじでした。

3年 梨奈

 わたしは今日はつせい体を受けました。はじめて食べたごせい体はほろにがいチョコのあじがして、これがイエスさまの体のあじなんだなと思いました。また教会でイエスさまの体を食べたいです。

吉澤

 6月10日、私の娘が初聖体を受けました。それまで教会のミサ日曜学校、などあまり参加せず、今回保護者として参加することになり、リーダーや保護者の方たちのお手伝いをさせて頂くことになりました。

 写真係が私の役目でした。ファインダー越しに娘の初聖体の姿を喜びつつ、廻りの子達をたくさん撮らせて頂きました。子供たちの笑顔を見ていると、普段何気ない事もまわりの保護者の方たちやリーダーの尽力があって初めて実現している。そんな印象を受けました。一歩前へ、お手伝いやボランティア、活動に少しずつかも知れませんがいろいろ参加させていけるよう頑張りたいと思います。最後に廻りの方たちの善意に感謝したいと思います。

シスター  菅原

 天使が22人舞い降りた・・そんなごミサでした。本当に胸が一杯になりました。ここまで、多くの方々の愛を受け、又一生懸命勉強をしてこの日を迎えることが出来た子どもたち。初めてご聖体を頂いた1人ひとりの顔は笑顔であふれていて、とても輝いて見えました。これから子ども達は、イエス様と出会う機会にたくさん恵まれるでしょう。1人ひとりに、「私はいつまでもあなたを愛し守っていくよ。いつも傍らにいるよ」とかたりかけて下さるイエス様の愛に包まれて成長していって欲しいと思います。

主の御顔は私たちを口づけするため下を向いています
主の御手は私たちを抱くために広げられています
主の御心は私たちを迎え入れるために大きく開かれています

マザー・テレサの言葉

神様、あなたの聖なるみ名があがめられますように、御国が来ますように、全ての恵みに感謝致します。



目次に戻る


宣言力(北1黙想会に参加して)
長後 千古

 いつも黙想会にはサボリぎみな私が、今回参加しようと思ったのは、カトリック新聞の私のお気に入りのコーナー「キリストの光 光のキリスト」で、時々寄稿されている晴佐久神父様が来られるということだった。軽〜い気持ちで黙想会に参加するつもりだったのだが、「八角形にゅーすに、参加の感想をお願いします」と直前に言われてしまい、少しまじめに聴かなければならなくなった…想定外である。と、半分冗談はその辺に置いといて、今回の黙想会の主題は「福音宣教」のための「福音宣言」と、その「宣言力」であったと言えるでしょう。

 「福音宣言」とは?もし自分にとってかけがえない人、愛している人が迷っていたり悩んでいたりした時に、その人を窮地から救い、その人の心に絶対的な平安を与える「言葉」なり「態度」が「福音宣言」と神父様は言う。例えば、不安や悩みを抱えている自分の子供がいるとしよう。その時、自分がその子を抱きかかえ「私はおまえを愛しているよ。だからわたしがおまえをずっと守ってあげるから大丈夫なんだよ」という一言が、その子に「本当に守られている、安心だ!」と安心と確信を与え、その子が人生を歩んで行く上の本当に大切な「福音」となる。その言葉が「福音宣言」というものであると言われた。…とは言うものの、そんな米国のホームドラマに出てくるようなくさいセリフ、とても言えたもんじゃない。とかく日本人(特に男性)は、最初の「愛している」からつまずいてしまうほど、「宣言力」の乏しい風土で育ってしまっている。やはりこれは自己主張が美徳の欧米文化の愛情表現で、文化圏の異なった日本人にはムリムリ…と逃げてしまいがちだ。しかし、この「宣言力」の乏しさが今日の日本のキリスト教の広がりを妨げる壁であり、日本の教会の弱さなのであろう。とにかくシャイな日本人、この国のキリスト教の弱体化は必然なのだろうか…

 今回の晴佐久神父様のお話の中で、最も印象的だったのが神父様のお母上の臨終のエピソードでした。はじめ神父として最後まで母上を見とどけようと、気丈に振舞っていましたが、とうとう召される数時間前に、神父様も恐れと不安が抑えきれず、母上の耳元でこう本音を洩らしたそうです。「お母さん、本当に(天国に)行ってしまうの?天国に行ったら、そこからでもずっと僕を見守ってくれるかな?」その時、危篤状態で殆ど意識のなかったはずの母上様の首が、二回はっきりとうなずいたそうなのです。この母上様の最後の小さな「しるし」によって、母を失う恐れ・不安から解放され、母の死を乗り越える一筋の光がハッキリと見えたと、神父様は語られました。このエピソードから教えられたことは、「二回の小さなうなずき」という一見ささいな「しるし」が、それをうける側にとって大きな「生きる力」になったということだろう。だから「福音」とは、第三者から見れば、取るに足らない「しるし」であったり、厳しすぎると思う「叱咤」かもしれない、そしてくさい「セリフ」かも…しかし受ける側にとってそれが大きな喜び、そして大きな「生きる力」に変わるのだという事。そしてその人にとってどのような「宣言」が一番ふさわしいかを聖霊が私たちに教えて下さるということ。そして聖霊が私たちを「福音宣言」をするにふさわしい者にいつも変えさせて下さるということではないでしょうか。だから、場所柄をわきまえない欧米人だろうが、シャイな日本人であろうが、こと「福音宣言」にいたっては聖霊の導きを信頼しているか否かが決定打になるのだろう。

恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。
たじろぐな、わたしはあなたの神
勢いを与えてあなたを助け
わたしの救いの右の手であなたを支える。(イザヤ書)

 さあ!次は私たちが「宣言」をしましょ!



目次に戻る


福祉勉強会ギャンブル依存症からの回復」
福祉部  飯田

 「ギャンブル依存症からの回復」をテーマにした恒例の福祉部勉強会が5月13日(日)に当教会で開催されました。昨年の「アルコール依存症からの回復」に続く第2弾で、信徒を含めた熱心な50名の方々が参加されました。

 最初はギャンブル依存のリハビリ施設「ワンデーポート」を立ち上げ、現在その代表として活躍されている中村氏と、ワンデーポートに入所し回復に努めておられるNさんから生々しい体験談が語られました。ギャンブルは、パチンコ、競輪、競馬など私達の身近に沢山あり、それにのめり込み自己を見失って回復できない方々が老若男女問わず多数存在しています。両氏の体験談では、いずれも幼少時から身近(親、親戚など)にギャンブルをしている人がおり、それに慣れていた環境を挙げ、成長するにつれギャンブルに手を出すことにいささかの違和感もなかったようです。うまく当たって大金を手にした時の快感を忘れられずギャンブルへのめり込んでいく様子を淡々と語られました。それに伴い正業も手につかなくなり、理由をつけてはギャンブルへの逃避、ダメだと思いやめようとする必死の努力、しかしやめることができないことに対する自己嫌悪の悪循環が始まるそうです。自分では依存症という病であると気付かず一人でもがき苦しむのが現状とのこと。この病からの回復の一助としてあるのが「ワンデーポート」で、施設内にはギャンブル依存症からの回復を望む入所者が集い、互いにこれまでの自己の境遇を率直に語り合います。そこで自己を客観的に見られる環境を作ることが重要なステップであるとのこと。従ってこの輪から抜け出すとまたもとの自分にもどってしまうことへの不安も率直に述べられました。

 次に伊波氏(精神科医)よりこの病気への取組みへの動機となった運命が紹介されました。先生が生れたのはハンセン氏病棟があったある沖縄の離島で、そこには教会があったそうです。長じて琉球大学医学部を卒業し、精神科医になった最初の出会いがアルコール依存患者とそれに悩む家族で、患者は数日後に自殺という衝撃的な行動をとり、そのショックがアルコール依存症専門病院への転院となった契機だそうです。その後研修のためにアメリカへ渡り、現地での療法を勉強された際強く感じたことは、研修生(アルコールや薬物依存症の方も含む)との意見交換の場が霊的に教会のような雰囲気であったこと、また人間の尊厳と尊敬を取り戻すことが回復への重要な要素であるということです。帰国後、薬物依存者のためのクリニックを開院し、現在はアルコール/ギャンブル依存症にも対処しています。

 先生の話でもN氏、Nさん同様ギャンブル依存症の方々は幼少時周囲にギャンブルが身近だったことです。また事の重大性に気付いたとき周囲が金銭的援助で解決しようとする悪循環、本人の罪悪感(借金の返済・家族への償いの気持ち)などは何の解決にもならないというお話には正に驚きでした。周囲(特に家族)の愛情もさる事ながら、自分の生き方が如何に片寄っていたか、自分は病気だったのだ、自分の尊厳を取り戻すのだ、ということに気づくのが一番重要であると力説されました。そのことからも「ワンデーポート」のようなリハビリ施設が精神科医と相俟ってより必要と思われますが、残念ながら今の国策ではその対策は見られず相変わらず精神科医まかせが現状です。

 私達福祉部ではこのような心の病を患っている方々に少しでもよい援助の手を差し出すにはどうすればよいかを課題にして、勉強、実践したいと思っています。最後になりましたが、聴衆者の皆様方より心温まる支援金が「ワンデーポート」に集まりました。本当にありがとうございました。



目次に戻る


横浜教区一粒会大会準備
一粒会  鈴木

 今年の第40回横浜教区一粒会大会は、既に皆様にお知らせしているように、私たちの地区第五地区が担当して、10月8日(月・体育の日)聖園女学院を会場に開催されます。現在大会に向けて準備が順調に進められており、間もなく開催案内やポスターが教区本部から各教会へ届く予定です。第五地区指導司祭の久我神父様を中心に、昨年11月から準備を開始、毎月1回の準備会の場所は第五地区各教会持回りで行ない、毎回一粒会本部から事務局長にも出席頂いています。

 藤沢教会では5月13日(日)に、第五地区7つの教会の一粒会委員と委員以外のご協力頂いているメンバー約40名が集まり、全体会と分科会が開かれました。全体会には渡邉神父様と小藤委員長が出席してご挨拶下さり、分科会には山田神父様もお顔を出して下さいました。分科会は広報・会場・大人プログラムと事務関係・子供プログラムの4つに分かれ、各分科会は7つの教会からそれぞれ1〜2名ずつのメンバーで構成されています。私の担当である子供プログラムの分科会は、各教会の教会学校担当者の精鋭が揃い、皆様熱心に関わって下さっています。打合せを重ねる毎にアイデアがどんどん飛び出し、段々に形が出来上がって来ています。6月からはチームに分かれて具体的な作業も始まりました。何回も顔を合わせ話し合いを進めていくうちに親しさも増し、皆気兼ねなく発言出来るようになり、準備会は毎回明るく楽しい雰囲気に包まれています。

 大会の中心にあるテーマは勿論「召命」ですが、今年テーマとして選んだ聖書の箇所は『あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ』とおっしゃったイエス・キリストの言葉です。先日ペトロ岐部司祭と187殉教者の列福が決定しましたが、大人向基調講演、子供プログラムともに、神からの呼びかけに応えて愛を貫いたペトロ岐部の生涯を紹介することで皆様に召命を考えて頂こうと準備しております。基調講演は、上智大学で教えていらっしゃるイエズス会の川村信三神父様にお願いしております。大人向には、長年コンゴで働いて来られたシスターのお話もあります。子供プログラムには、梅村司教様、先日叙階されたばかりの新司祭である濱田神父様、そして山田神父様も関わって下さることになっております。子供たちがゲームやワークを楽しみながら神父様方と触れ合い、そのことが将来召命を感じることのきっかけとなれば、と願っております。

 一粒会は横浜教区信徒全員が会員です。今年は聖園が会場のこともありお手伝いをお願いすることもあります。そして、例年よりも多くの皆様に足を運んで頂けると期待しております。特に小学生のお子様がいらっしゃる方には、是非是非お子様とともにご参加の程をお願い申し上げます。



目次に戻る


ご協力、ありがとうございました!
藤沢16団 阿南

 去る5月27日(日)の9時半のミサ後に、藤沢16団ボーイスカウトでは恒例のスカウトバザーを行いました。このバザーは、私どもの活動を広く皆様に知って頂くために、また控えております夏のキャンプの資金援助のために毎年この時期に行っています。当日は好天に恵まれ、皆様の温かいご協力を頂きまして、無事完売出来ましたことを、厚く御礼申し上げます。

 スカウト保護者による手作りの食品(炊き込みご飯、お菓子、ピザ、デザート等)や雑貨の販売に加えて、ボーイ隊スカウトによるたこ焼き販売、カブ隊によるバードコール工作コーナーなど、スカウト・リーダー・保護者総力を挙げて実施いたしましたが、いかがでしたでしょうか?少し形のいびつなたこ焼きをお買いいただいた方もいらしたことと思います。前日から練習を繰り返しましたが、なかなか難しかったようです。またバードコールとは、木の枝にさした金具で鳥の鳴き声に似た音を作り出し、実際に鳥の声を誘う道具です。野山で試してみてください。

 日頃の教会の皆様のご理解ご支援に心から感謝いたしますとともに、今後ともよろしくお願い致します。



目次に戻る


南房総巡礼と温泉を楽しむ旅
エルダーズの会一同

2007年6月11日〜12日 渡辺神父様が同行してくださり恒例の巡礼の旅を行ないました。例年にも増して心に残る貴重な体験をプレゼントされたお恵みいっぱいの巡礼でした。

久枝
白子修道院のシスター達の明るい笑顔と優しい物腰

森居
今回訪問した教会は小さなお聖堂でしたが、信者の座る椅子が木で床に固定してあり、落ち着いてミサに参加出来ました。外国の映画に出てくる場面が思い出して印象的でした。

小藤
木更津は信徒会館木の香り、館山の光る海辺に筆をとる、エルダーズ旅の終わりは白子町、感謝のうちに

竹内
訪問しました3ヶ所とも素晴らしい体験をさせていただきました。特に最後の訪問先白子ベネディクト修道会でシスターの奏でるシタールの音色が美しく私の心の中に静かに入って心を落ち着かせていただきました。

嶋永
初めてエルダーズの会の巡礼の旅に参加させていただき同じ神様に向かっている人たちと一緒に2日間ミサと分かち合い、とても素晴らしい体験でした。とくに白子の修道院のシスター方の美しい輝いたお顔が印象的でした。

亀田
木更津教会の皆様の暖かい歓迎、館山教会の美しいたたづまい、そして白子修道院の皆様の暖かさ、明るさ、そこに流れるものは神様を中心にした祈りと共同の環があること、それを感じました

佐野
エルダーズの旅の中での一期一会その出会いの中での様々な人生を感じ心にとめおきます。主にあって主の中で主と共に生きていることをたくさん実感できた旅に感謝です。

古武
旅に加えて頂いた事に感謝です。ベネディクト修道会のシスターがバスに乗った事がないので乗せてもらいたいとおっしゃった言葉が印象に残りました。その一言で修道会の生活の厳しさに思い至りました。

萩田
山の緑、海の青、雨、太陽の光・・・創造主の「神」に感謝!の房総の巡礼旅行でした。そしてイエス様に養われ守られ強められ導かれた2日間でした。木更津教会でお会いしたパトルノス神父様、ご接待下さったご婦人たち、白子修道院のシスター達の明るい笑顔が忘れられません、贅沢な時をいただきました、ありがとうございました。

片岡
今回訪れた教会は信者数の少ない教会ばかりでした、にもかかわらず美しいたたずまい拝借したトイレの清潔だったことなど印象に残りました。

鈴木
キラキラと緑に映える道の秋 とんがり屋根とせせらぎの音キラキラ橋を渡って土手からの上から眺めた景色がよかった。

岡村
木更津教会のパドルノス神父様が現在結婚式や集会子供たちのために使われている木の香りの高い建物(辻垣氏設計)について、「将来、藤沢教会のように祭壇を囲んでのミサが出来ればと思っています」と話されました。つながりの広がりを感じました。

カタオカ
温泉よし教会よし仲間よし巡礼言うことなし 

A.J.
楽しい巡礼旅行でした。鋸山は雨に降られて見晴らし台まで行けませんでした、残念。行っても多分景色は見られなかったと思うけど。木更津教会の信徒会館、藤沢教会に似ていました。

K.F.
白子修道院のシスターが静かに静かに爪弾かれたシタールの音色が私達の巡礼旅行のしめくくりのお祈りを一層深いものにしてくれたような気が致しました。雨にも青い空にも打ち寄せては返す波の音にも神を感じることのできた旅でした。

福山
エルダーズの巡礼の旅に参加させていただき今年で2回目になりました。昨年の那須に続き今年は千葉木更津教会、館山教会、白子のベェネディクト修道会を最後に楽しく2日間を過ごす事ができました。ヴェネディクトのシスター達の明るい笑顔がとても印象に残っております。私たちも少しづつ祈りを深めていくことができますように本当に感謝の愛を身近に感じる事ができました。

土佐
感謝します、楽しい大きな微笑を感謝します。嬉しいひとときをありがとうございました。寄せていただいた皆様の大きな大きな暖かな愛を身体一杯に頂く事が出来ました。あちらでもこちらでも心から幸福一杯、神に感謝します。お会いした全ての人に心から幸あれと祈りて筆をおきます。

柳迫
二日間の巡礼の旅を終えて今日白子修道院のシスター方と別れ九十九里浜の白波の見える道をひた走っています。今回の巡礼を企画していつもいつもお世話をしてくださる方々に感謝しつつこの次も又このような旅が続けられますようにと希望しています。特に白子の修道院での渡辺神父様の御ミサ「ホミリヤ」はすばらしいものでした。

辻垣
久し振りに木更津教会を訪れパドルノス神父様を初め建設の際お世話になった方々でのにこやかに出迎えに心なごみました。ミサも共に捧げられ、新センターに足を踏み入れると木の香が私達を包み込んでくれました。神の香りだとづくづく思った次第。バルナバ宣言力の先に我々はいるのだと実感しました。

辻垣
パドルノス神父様はじめ木更津教会の人々の懐かしいお顔にあえてとても幸せです。木のかおりがプーンとして又教会の方々のお心により何かあたたかい気持ちにさせていただきました。このような旅行を計画してくださった八木様はじめお手伝いをしてくださったエルダーズの方々に感謝いたします。

また、来年もよりよい企画をたてたいと思っております。どうぞ皆様御参加くださいませ。



目次に戻る


二宮巡礼に参加して
辻堂1区 日野原

 5月27日、心地よい海風に誘われて、私ども総勢14名は、カトリック二宮教会に巡礼いたしました。九時よりルノー神父様によるごミサにあずかり、その後シスター光島、添田様はじめ二宮教会の方々とわかち合いの時を持ちました。お手製のお菓子をいただきながら、少人数の教会ならではの家族的な雰囲気を味わわせていただきました。(当日のごミサでも4月に生まれた赤ちゃんの紹介がありました)聖霊降臨の主日に、神父様は、「私たちは気づかなくとも聖霊の働きを受けていること。ヨットが帆を広げることにより風を受けるように、私たちも心の帆を広げ聖霊の働きを受けとめましょう。そのためには、祈ること、聖書を読むこと、ミサにあずかることなどが大切である。」とお話くださいました。

 二宮教会は約500名の信者数、ミサには約100名が参加。小学生は言葉の典礼は小聖堂で行ない、感謝の典礼から聖堂に合流すること。先唱はルノー神父様のご意向で行なわないこと。毎月第2、第4木曜日の夜に聖体顕示を行い、祈り、歌い、聖書を読み、ロザリオの祈りを唱えるなどを行い、信仰を深める一助としていること。第6地区には大磯、国府津、真鶴、箱根と司祭不在の教会があるため、二宮教会では月一回は集会祭儀が行なわれることなどをうかがいました。

 入り口のマリア様はバラのアーチに囲まれ、聖堂は海辺のコテージ風、広い敷地に松林と芝生、古きよき湘南の名残が感じられました。その松林の中で持参のランチをいただき、主のお恵みと良い出会い、二宮教会の皆様に感謝しつつ、私たちは12時すぎに帰途につきました。



目次に戻る


バザーからの寄付に感謝
よこはまファミリーハウス 佐伯

 いつも藤沢教会の皆々様には大変お世話になりましてありがとうございます。

 この度もバザーからの貴重な献金を神奈川県立こども医療センター患者・家族滞在施設開設準備委員会(よこはまファミリーハウス)へご寄付いただきましてありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

 横浜市南区六ッ川の県立こども医療センターは全国から難病のお子さんを何とかして元気にしたいとご家族が訪れる子ども専門の病院です。病院には藤沢教会の皆様もご家族やお子様の心のケアにボランティアでご協力いただいております。子ども病院としても全国的にもすばらしい医療を提供しております。近年では海外からも情報(インターネット)を得て、経済的・精神的・肉体的な負担を抱えながらも訪れます。子ども病院は基準看護のため家族は重篤な場合を除きベットサイドに泊まる事はできません。通院可能な距離のご家族でも入院されたお子さんのそばにいたいのは皆さん同じです。ましてや新幹線や飛行機で訪れるご家族には滞在場所が必要ですがホテルなどでは宿泊料金の負担が大きすぎます。また重篤なお子さんを病院に残し、一人きりはとても耐えられません。洗濯ができ、お食事が作れて、離れ離れの家族が同じ境遇の家族と共に支えあって乗り越えなければならないのです。

 私達は10年ほど前から病院の近くに「よこはまファミリーハウス」を運営してまいりました。現在4箇所(芹が谷、弘明寺、小机、野島公園にて横浜市大病院、昭和医大藤が丘病院ほか市内の病院を利用する方を受け入れ)6部屋を提供しております。しかし、横浜市内、こども医療センターを訪れる難病のお子さん達は年々増えるばかりです。お部屋の利用者も増え、希望に対応しきれない現況です。約3年前より、新滞在施設開設のために神奈川県への要望を続け、募金や滞在施設の必要性を訴えてまいりました。昨年10月、県内の篤志家の方より、多額のご寄付を頂戴いたしました。ボランティアが募った寄付と併せて8千万円近くの資金が準備できました。県側からは土地の無償提供の約束をいただき、県との協働事業となりました。現在施設の施工業者の選定に入っております。来春にはこども医療センターから4〜5分という交通費の不要な「病院近くの我が家」として、そして何よりもボランティアが心のこもった施設運営を志しております。

 今後施設の運営にあたり、資金面ではご家族からの利用料をいただきますが、他に経済的な支援の目途もなく継続した募金活動も必須です。今後私達は恒例のチャリティーコンサートやバザーなどで募金や施設の必要性を訴え、社会・企業の皆様にもご理解、ご支援をいただき、またマンパワーのご協力もお願いし、この横浜で愛する子どもたちが元気になり、家族揃って笑顔の日々を過ごしていただけるような活動を進めてまいりたいと思っております。多くの皆様からいただきました温もりをご家族にお届けしたいと思います。藤沢教会の皆様にはご理解を賜り暖かなご支援を頂戴し、本当にありがとうございます。

 この度、よこはまファミリーハウスに備え付けの利用者の声のノートを本「小さな温もり」としてまとめました。病気のお子さんを持つ親御さんのお気持ちが書かれております。ご記入されたときのお気持ちを大事にしたいと思いまして編集・校正はできるだけ避けました。ご理解のうえお読み頂きましたら幸いです。



目次に戻る