藤沢カトリック教会

八 角 形 に ゅ ー す

2012年8月22日

聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会


目次

国際ミサ教話

教会委員会報告(7月21日)

東北ボランティア活動サポートチーム報告

辻堂ブロック集会に参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区  日野原

教会学校遠足

ペットボトルボートレース

「希望の灯」 2012教会バザー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2012バザーチーム

第50回アイルランド国際聖体大会―日本公式巡礼に参加して・・・鵠沼2区  泉 ・ 藤沢1区 森下  

保土ヶ谷教会で戸田教区長射殺される・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼3区 高木

がりらや便り

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国際ミサ教話

今日は国際ミサです。私たち日本人をはじめ、ベトナム、フィリピン、ラテンアメリカ、その他の国の方々が、一緒に神さまを賛美するために共に集っています。

国際ミサを考えるとき、私はよくあることを思い出します。それは、今から30年ほど前のことです。インドシナ半島はベトナム戦争後の混乱の中にあり、カンボジア、ラオスでも内乱が続き、多くの人々が難民としてタイに流れ込んできました。タイの難民キャンプには世界各国からのボランティアが集まっていました。そして、それと連動するような形で、この藤沢教会からも大勢の若者をボランティアとして送り出しました。

私も数名の仲間とともにタイに行かせてもらいました。私たちは自分たちでベースを構えるような力はありませんでしたので、タイの教会が運営していた修道院の中にあるベースに滞在させてもらいました。女子修道院の庭に張ったテントでの生活です。そこには修道院のタイのシスターたち、チャプレンの神父様、オランダやアメリカからのシスターたち、アイルランドからの青年、日本のシスターたち、そして私たちが暮らしていました。

修道院の聖堂で朝のミサに出、朝食を頂いてから難民キャンプに出発、夕方戻ると近くの川で水浴びをし、ランプのもとで夕食をいただき、寝るという毎日でした。修道院のミサは、外国人のゲストが多いということで英語で行われていました。英語のあまりわからない仲間たちにとっては、何となく馴染めなかったようです。そんな時、閉祭の歌は日本の青年たちで歌ってくれないかと言う提案がありました。皆は喜んでこの提案を受け入れました。その日から、毎日皆で明日は何を歌おうかなどと楽しく準備をしたことを覚えています。それに加え、時々朗読なども日本語でさせてもらうようにもなりました。そのようなことを通して、あまり英語の得意でなかった仲間も、ミサにお客様としているという感じから、一緒の仲間としてミサに参加するという風に意識も変えられてきたと思いました。

私たちは今日、いろいろな言葉を持ってこのミサに共に参加します。私たちが、言葉、文化、風習などを超えて同じ仲間、ひとつの家族として、この感謝の祭儀を祝っていきたいと思います。

(川辺)

この他に外国コミュニティ代表より次のような話がありました。

20年、30年もの長い間、私たち藤沢教会共同体の外国人を受け入れ、見守り、共に歩んでくださった皆様に、心から感謝いたします。言葉や慣習は異なり、楽しいことも苦しいこともありましたが、互いに愛し合い、皆様に助けていただきながら今日にいたりました。これからも同じ神の子として主の家に集まり、平和な共同体を築けますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

7月29日(日)国際ミサ教話の内容です。外国コミュニティのお話しについては興膳さんにまとめていただきました。(お話し下さった方はベトナム グエン・トラン・キムさん、ラティノス カルメン・具志堅さん、フィリッピン エリザベス・秋本さんです)



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教会委員会報告(2012年7月21日)

<行事関連事項>

1. 国際ミサ

7月29日の9時30分のミサは国際ミサが行われる。典礼部と国際部で準備を進めている。司式はタム神父、説教はベトナム語でタム神父、その他フィリピンとラティノスの信徒が母国語で短い教話をする。内容は先唱者が会衆に紹介する。国際ミサを実施して、次回の第5日曜日(9月の国際ミサ)に反映したい意見があれば典礼部長(浮田さん)に8月末までにメモで提案してください

2. ガーデンパーティー

8月5日(日)16時30分〜19時まで教会の庭で開催する。料理は各国1品用意する。アトラクションはフラダンス、バンド演奏、ラティノスのバンドなどの予定。第5地区教会と福島からの避難者などをご招待する。なお天候による中止の場合に限り、各ブロックと国際部に8月3日の朝9時までに連絡をする

3. 平和のための合同祈祷会

8時4日(土)14時〜15時30分に日本キリスト教団藤沢教会で、藤沢市内キリスト教連絡会主催の「平和のための合同祈祷会」が実施される。テーマは「イエスによる平和」

4. 横浜教区平和旬間行事

8月6日〜15日は日本カトリック平和旬間です。横浜教区の平和旬間の集いは8月12日(日)藤沢教会を会場に行われる。13時より梅村司教司式のミサ、続いて高橋哲哉氏の講演がある。テーマは「犠牲のシステム」

5. 一粒会大会

9月22日(土・秋分の日)10時〜14時45分、清泉小学校で実施される。梅村司教司式のミサと山口道孝神父の講話がある。テーマは「神様ありがとう」日本再宣教150周年

<報告事項>

・災害対策委員会の設立  

里原広光氏(大庭)、金子昌義氏(鵠沼)を中心に、各ブロックと国際部からなるメンバーで一年を目処にスタートした。行政のものをベースにして教会の独自な考えと方向性を出す。ある程度まとまったところで中間報告をしてもらう

・貝塚教会問題 

7月1日のカトリック新聞を読んでほしい。日曜日に貝塚教会の敷地内に警官が無断で入り、滞日外国人信徒を旅券不携帯ないし常時携帯提示義務違反の罪により現行犯逮捕した。司教団は日本の教会として、「基本的人権の侵害」「信者の自由の侵害」として捉え警察当局に厳正な対応を求めた。これを受けて警察庁担当官から全警察に「信者の自由の尊重」が通達された。藤沢教会でも起こる可能性がある。敷地内では信者の信教の自由を尊重し、宗教活動を妨害するような行為に対しては厳正たる態度をとる

<審議事項>

東北ボランティア活動サポート基金について

・ 6月24日の福祉バザーで福島県産の野菜の販売を行い完売した。今後は毎月第3日曜日に販売する予定

・ カリタス石巻ベースの内装改修工事が完了し、7月9日よりボランティアの受け入れを再開した。7月11日〜20日まで善行地区の男性1名を派遣した。今後もリレー方式で続くように望んでいる。女性の方の参加も希望する

・ 藤沢市と寒川町住民でつくるNPO「福島の子供たちを湘南によぼう!」の会が招く福島市の児童養護施設「福島愛育園」の児童90名とスタッフ40名の受け入れへの協力を予定している。養護施設の子供たちは白浜養護学校と高砂小学校に宿泊するが8月21日午前中の地引網への参加と夕方から白浜養護学校で行われる交流会の夕食の準備をする

・ 活動をサポートしていくためにサポートチームが活用できる資金として、聖堂入口右側の献金箱に募金のあった東北震災支援寄付金と福祉基金の一部を含めた85万円でスタートすることが委員会で承認された

・ 少額の支出はサポートチームの判断に任せるが10万円を超える場合は教会委員会に諮るこことする

・ 聖堂入口右側の献金箱は今後も「復興支援基金」として寄付を受け付ける

・ 交通費の申し出のあった方には高速バスで往復する金額を限度として補助を出すが、当面は藤沢教会関係の人に限る

・ 今後は第5地区に拡大していくことも考えていく

・ 9月16日の共同宣教司牧委員会で報告をする

<ブロック・活動部>

(北1/北2)バザーについて
・ 10月28日の「フルートコンサート」に向けて、バザーチームとは別にチームを立ち上げ準備を始めた
・ 10月21日のバザーで小学生以下の「写真展」をする
・ バザーのポスターは鈴木神父に描いていただいた。コピーを掲示板に貼ってある
・ バザーのテーマソングは仙台教区との繋がりをこめて「希望のあかり灯」とした
・ お手伝い表にはブロックを問わず積極的な記入をお願いしたい

(宣教)
・ フォーラムで実施したビジョンアンケートについて、その後、実施数を増やし、約100名の回答を得た。結果を整理し、今後具体的な行動に移すべく作業をする
・ 5月26日(土)に開催された片柳神父の講演「闇に光を〜マザーテレサの生涯に学ぶ」を録音したCDが事務所においてあるのでご利用ください。また来年に向けて、講師などの提案があれば宣教部長(牧野文勝さん)に伝える
・ 9月18日(火)から短期キリスト教講座(3ケ月、6回)がスタートする
・ 7月26日(土)湘南台センターでボランティア集会を行う
・ 7月1日(日)2010年〜2012年の間に幼児洗礼を受けた家族の集いを開催し29名参加
・ 堅信準備講座は現在参加者64名で6回目が終了した。夏休み中に一部欠席者の為の補習を計画している
・ 日曜学校・宣教部合同で「日曜学校保護者対象講座」を7月から5回コースで開催
・ 7月の定期結婚講座は大船教会で開催。次回は藤沢教会で11月に開催する

(国際)
・ 有志で教会庭の草取りをし、草花の手入れを行った
・ 災害対策委員会・ガーデンパーティー・国際ミサの打ち合わせに出席した
・ ビジョンシートについてどのように行ったらよいか話し合ったが、全体に長く、言葉も難しい。カトリック国で生まれ育った人たちにとっては、日本人信徒を想定した質問が理解できなかったり、意味を取り違える恐れがあるので、アンケートの文言にとらわれずフリートーキングの形で話してもらった方が本当の声が聴ける、という意見が出た。どのように実施するか(国別?全体?)はまだ決めていない

(典礼)
・ 各ブロックは小教区内典礼研修会(秋頃)のテーマなど希望があれば、8月中に典礼部長(浮田さん)に出す

(教育)
・ 6月24日(日)日曜学校は山手に巡礼し山手教会で歓迎を受けた
・ 7月29日(日)中高生会は「カンボジア水上村」の講演会に参加
・ 8月5日(日)ガーデンパーティー参加
・ 8月2日(木)〜6日(月)ボーイスカウト・ガールスカウトはJCCS(全国カトリックスカウト協議会)に参加
・ 8月10日(金)〜12日(日)日曜学校・中高生会は第5地区合同キャンプ
・ 8月21日(火)福島愛育園の子供たちとの交流
・ 8月25日(土)中高生以上は片瀬教会と合同で体験学習を行う
・ 9月9日(日)日曜学校2学期始業式
・ 9月23日(日)一粒会大会に参加

(福祉)
・ 6月24日(日)の福祉バザーは暑すぎたので、来年は日程を考えたい
・ 福島の子供たちには継続した保養が必要

(広報)
・ 次号は8・9月号合併



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東北ボランティア活動サポートチーム報告

先日の教会委員会で承認されましたが、ボランティアの被災地への交通費の一部補助、被災地からの保養児童受け入れに関わる費用、被災地での手芸用材料の輸送費などボランティア活動に関わる費用を賄うためのサポート基金も設立され、資金面でのサポートも可能となりました。皆様の基金へのご協力も是非お願いします。

宮城県石巻ベース

東北ボランティア活動サポートチームが発足して1ヵ月半が経過しました。7月初旬からボランティアの受け入れを再開したカリタス石巻ベースに当教会より既に3人の男性がボランティアとして派遣され、石巻市内の仮設住宅訪問、ベースでの被災者との対話、南三陸町での漁業支援などで活躍しています。ベースのスタッフの方々からもたいへん感謝されており、今後もできればリレー方式で継続して派遣していきたいと考えています。夏休み期間中、学生を含む若い人たちにも是非ボランティアを体験してもらいたいと思っていますので、奮って応募してください。(小藤 晃)

福島県

皆様から手芸用品をたくさん頂いて南相馬の仮設にお送り致しています。引き続きご協力をお願い致します。また、8月21日、福島の子ども達約80名が来ます。朝10時から地引き網に参加します。お子様たちに是非福島の子ども達と交流して頂きたく、参加をお願いします。(曽根 和子)

被災地からの地元物産販売支援

雪の下山口神父からの呼びかけで湘南地域の教会間の協力が始まり、大津、三笠、逗子、雪の下、由比ヶ浜、藤沢の各教会で福島の農産物販売が始まりました(一部教会では8月以降)。今後、更に他の教会にも広げていく予定です。

藤沢では、昨年バザー時から継続して野村さん(辻堂3区)を中心としたボランティアで支援のための販売を継続してきました。昨年12月より開始し、石巻の被災者支援として仙台味噌の老舗山形屋さん(石巻教会幼稚園のPTA会長)の商品を中心とした販売では、7月末時点までの8ヶ月で25万円強を売り上げました。又、福島の風評被害支援としては、二本松教会信徒会長柳沼さんと連携し、本年1月より始めた福島農産物販売支援では28万円ほどの売り上げがありました。この成果に対し、現地から篤い感謝を頂いています。
(牧野 進一)


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辻堂ブロック集会に参加して
辻堂1区  日野原明

7月22日、ミサ後にセンターホールにおいて、辻堂ブロック集会が開かれました。教会委員会の報告として、今月29日に初めての試みとして行われる国際ミサについての説明と、ご意見があれば浮田典礼部長までお申し出くださいとの事。8月5日のガーデンパーティーへのお手伝いのお願い。東北ボランティア活動サポート基金への協力依頼。これは神父様方、教会委員会、川辺氏、小藤氏等の方々を中心とした藤沢教会としての支援活動であるとのご説明がありました。また実働的な活動ができない場合にも支援に参加できるよう専用の献金箱が設置されるそうです。野村さんより、被災地支援活動として昨年のバザーから継続して東北地方の食品の販売が行われており協力のお願い、また単なる東北へのドライブ、旅行等も支援になるとのお話。

ブロックの検討事項として、牧野氏より連絡網に携帯電話のメールを利用する件についての説明。その他、俳句の会へのお誘いと介護つき老人ホームの説明。典礼部、福祉部からの報告。8月の当番月についての説明等がありました。

最後に佐々木ブロック長より、自分たちの身近にも福祉の目を向けましょう、皆で周りの人々にも心遣いをし、気にかけるようにしましょうとのお話があり、昨年のクリスマスに受洗された藤本祥平君の紹介がありました。祥平君は、大層小さく生まれ、現在目にハンディキャップのある赤ちゃんです。この先の、彼を待ち受けている人生の困難や試練を思い、神様の慈しみとお恵みが沢山あるように祈りつつ、地域の仲間として励ましあって行きたいと思います。

美味しいサンドイッチと桜井さんのお手製クッキーをいただき、心もお腹も満たされてお開きとなりました。


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教会学校遠足

6月24日(日)教会学校の遠足を行いました。上級生は150周年の巡礼を兼ね山手教会に行き、山手の教会学校のお友達との交流会もありました。下級生は湘南台文化センターに行き、楽しい一日を過ごしました。

教会学校遠足山手遠足組

4年  海璃

山手教会に、王様みたいないすがありました。一度すわりたかったけどすわっちゃいけないと言われて、ちょっと残念でした。藤沢教会と山手教会のやり方が少しちがっていた所がおどろきました。パンをもらう時、先に「アーメン」と言わなきゃもらえないという事です。

港の見える公園でいい景色が見られてよかったです。お弁当を食べ終わったら、みんなとあそんでとても楽しかったです。

5年  論子

初めは、あんまり行く気が無かったけど行ってみたら、すごく楽しく、今は、人で、にぎわってる「横浜」に教会のあと地などあるのかってすごくぎもんに思っていました。でも、そこへ行ってみたら本当にあって、ちょっとビックリしました。人がいっぱいいる所に、こういう物があり、ぎもんは、少し残っていますがこれが、いいところだた思いました。行ってみてよかったです。

湘南台遠足組

2年  みのり

えんそくはすごくたのしかったです。なぜかというと、すべりだいやボールのゲームなどいっぱいあそんだからです。あと、はじめてのプラネタリウムでのえいがもたのしかったです。

3年  秀紀

ぼくたちは、遠足でプラネタリウムに行きました。そして、ぼくが一番気に入ったのが「すなのアート」です。なぜ、「すなのアート」が気に入ったかというと、「すなのアート」は、弓で上下にすなののった、てっ板をこするだけで、すなが動いて、アートを作れるからです。ぼくがやったら、なみの形がいっぱいのアートができました。

えい画では、「月の魔法とサンゴの海のカルオカ・ヒナの大冒険」を見ました。まるで海の中にいた気分でした。 みんなとなかよくえい画やいろいろなあそびができてたのしかったです。



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ペットボトルボートレース

ボーイスカウト藤沢16団ボーイ隊は、7月14日(土)片瀬海岸東浜で行われた「湘南・江の島手づくりボートレース2012」に参加しました。これは藤沢商工会議所青年部が主催し、環境にやさしい海でのあたらしい遊び方の啓発などを目的にして毎年開催されているものです。

スカウト達は5月下旬から準備を進めて、タイガー班、イーグル班の2チームがジュニアクラスに出場しました。当日は朝まで雨が降り風も強く、開催が危ぶまれましたがレースのルールを変更して実施されました。

ボーイ隊 タイガー班 哲司

僕は今回のペットボトルボートレースを少し楽しみにしていました。なぜなら、昨年もボートレースが予定されていたのですが、東日本大震災があり中止となってしまったからです。なので他の参加者も気合いが入っていました。

ペットボトルボートレースまず、ボートをどのような形にするかを決めて設計図を書いた後、ペットボトルとビニールひもを使ってボートを作っていきました。意外とペットボトル同士を固定するのに苦戦しました。ペットボトルを全てつなげ終わるのに4、5日もかかりました。形だけ完成した後、実際に海辺へ行ってボートを浮かしてみました。ボートに乗るとボートがVの字のようにそってしまい壊れそうでした。その後ボートに竹をつなげて補強しました。とてもシンプルな出来でした。

いよいよ当日。全部で23チームくらい集まりました。会場に行ってみるとどの船もデザインがきれいで自分達の船とは比べ物にならないくらいでした。当日の朝は雨が強く、風も強かったので波がとても高くなっていました。そのためルールを変えて波間からボートを陸まで運ぶルールと変わりました。そして初戦、スタートはまあまあ良かったのですが、途中もたついてしまい少し遅れてしまいましたが、追い上げてなんとか2位で準決勝に進出できました。しかし準決勝は5チームの中で2チームだけしか決勝に進出できません。とても厳しいなと思いながらレースに挑戦しました。スタートがとても遅れてしまい、結果は4位でした。頑張ったのですがとても残念でした。来年はデザインも改良してもっと上を目指したいです。

ペットボトルボートレースボーイ隊 イーグル班 飛龍

初日の製作。自分はいなかったので分かりませんが、三浦君が船の設計図を書いてくれました。それをもとに毎週日曜にペットボトルで船を作っていきました。それを数日間続け、設計図よりは小さいけれど完成しました。

そして本番。会場について周りを見渡してみると、自分たちの船がしょぼく感じたが、みんなが一生懸命作ったからいいやと思いました。開会式。ルールが変更されました。オールでこぐのではなく、みんなの力でスタート地点にもどすというのになりました。だが、自分たちは初戦敗退しました。敗者復活戦も勝てそうでしたが負けてしまいました。悲しかったです。来年やるとしたら、もう少し船を大きくしてやりたいと思います。



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「希望の灯」 2012教会バザー
2012バザーチーム

聖堂前の掲示板に掲げてあります今年のバザーのポスター「希望の灯」をご覧くださっていることと思いますが、先日委員長がお知らせしましたようにあのポスターは鈴木神父様が腕を揮ってお描きくださいました。異例のご厚意に心から感謝を申し上げながら私どもは今年のバザーチームを立ち上げたのでした。

2012教会バザー

テーマに採り上げた「希望の灯」について静かに想う時、多くのことどもが浮かんでくるのでした。あの昨年の3月11日、かつて経験したこともない巨大地震、そして山が崩れ落ちるように押し寄せてくる大津波。取るものも取りあえずの緊急避難を余儀なくされての真っ暗闇の中での一夜…。愛する家族たちとも離ればなれにならざるを得なかった不安の夜。誰が灯して下さったか一本のローソク。その灯りのもとに集った人々の顔は、疲れ果てての不安や恐れ、うめきの中の悲しみや絶望の声もあったのでした。しかし、小さな灯火ではあったでしょうが、やがて誰言うとなく振り絞るような声で、残った私たちは生きなければならない。辛いけれども涙を拭って生きよう!!ここに希望の灯がともっている…と。追い打ちをかけての原発の崩壊が、ふるさとへ帰れない何千人ともいう離ればなれの避難生活を強いている現状。

この「希望の灯」は、カトリック仙台教区が、大震災の被災者の方々の復興を願って、全教区を挙げて教区内で献げられるすべてのミサの中で歌っている曲です。私たちは、この曲を今年のバザーのテーマソングとして使わせて頂くことによって、小さな願いかもしれないが、仙台教区の方々一人ひとりと、ひいては被害に遭われた方々とも連帯し、歌うことによって一つになろうと願っており、藤沢教会でもこれからのミサの中で、特に10月中は毎主日のミサの中でうたわれることになりました。

この願いについて、仙台教区の神父様と連絡を取りましたところ、とても喜んで頂き、ともに歌うことによって心を合わせましょう、藤沢教会のバザーのためにも心を併せております、とのお手紙を頂戴しました。

どうぞ、みなさまご一緒に歌いましょう。被害に遭われた方々の心の中にも「希望の灯」が明るく燃え続けますようにと強く願い、祈って…。この話を聞かれた10月28日のアフターバザーコンサートで演奏してくださる吉川久子さんも大きく心を動かされて、当日の協賛金をすべて東日本大震災の復興のために拠出してくださるとのお申し出を頂きました。こうした心を打つご好意に励まされながら、「希望の灯、愛の灯」を灯し続けるために、私たちバザーチームは努力を重ねたいと願っております。

どうぞ、今年もバザーのためにご協力くださいますようお願い申し上げます。



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第50回アイルランド国際聖体大会―日本公式巡礼に参加して

アイルランド国際聖体大会

鵠沼2区  泉 

オリンピックと同じ4年に一度の国際聖体大会が今年6月10日から17日までアイルランドのダブリンで開かれました。幸田補佐司教様(団長)、梅村司教様、大塚神父様(福岡)に加えて、ホーガン神父様が現地で同行下さり、日本の公式巡礼団41名は、10日(日)開会式ミサ(RDSアリーナ)、13日聖体行列(会場を出て住宅地を一周)、17日(日)閉会式ミサに参加しました。ミサが始まる前にはアトラクションがあり、何組もの聖歌隊や子供たちのコーラス、ダンス、オーケストラの演奏、そして、有名なザ・プリースツ(THE PRIESTS)の生ライブも!閉会式ミサは、クロークパークに8万人が参加。皆で歌い、祈り、平和の挨拶を握手で交わし、そしてご聖体をいただき、感謝し、今大会のテーマ、「聖体:キリストとの一致、私たち同士の一致」どおり、世界中から集まった人々がキリストの体を通してひとつに結ばれました。今でも、大会のテーマ曲が頭から離れません。

Though We Are Many, We are one body,
we who come to share this living bread,
cup of salvation, shared among all nations,
nourishing us now and evermore.

その他のスケジュールは、10日(日)朝、日本ホスト(受け入れ)教会の聖テレサ教会のミサに出席。合同ミサで梅村司教様が英語でスピーチされ、私たちは最後にマラナタを歌いました。

アイルランド国際聖体大会翌11日(月)朝は司教司祭11名(牧山神父様も合流)による日本語での合同ミサ。テレサ教会の方たちも大勢出席され、幸田司教様のお説教をホーガン神父様が英訳。ミサの後、ダブリン城(700年にも渡る英国支配の象徴的存在であった)、トリニティカレッジのケルズの書見学、午後は初期キリスト教遺跡グレンダーロッホ巡礼。夕食後夜9時から、テレサ教会で私たちのウエルカムパーティを開いて下さり、アイルランドの音楽、歌、楽器演奏、ダンス、そして何と、琵琶の弾き語りで川中島を拝聴いたしました!カルメル会の神父様方、教会の皆様、ありがとうございました。

12日(火)はニューマンユニバーシティカレッジ教会でミサ。5500年前の巨大墳墓群ニューグレンジ(世界遺産)、聖パトリックの弟子聖ブイトが5世紀に建てたラウンドタワー、ハイクロスの残るモナスターボイス巡礼。

13日(水)ケルト人の心に生きるタラの丘見学の後、コロンバン会本部修道院訪問。マーフィー、ハンラッティ神父様など10名の神父様で合同ミサ。修道院食堂で昼食をいただいた後、記念植樹、お墓参り。実は、ハンラッティ、マーフィー神父様たちはダブリン空港到着の際も、遺跡見学の途中と、帰国前夜にもホテルを訪れてくださり、このまま藤沢までご一緒にと思ったほどでした。

アイルランド国際聖体大会14日(木)マリア様ご出現のノック聖堂でミサ、告白聖堂で司教様のゆるしの秘蹟。ゴールウェイ泊。

15日(金)コネマラ国立公園内、絵のように美しいカイルモア修道院聖堂でミサ。カテケージス。雨の中訪れた付属植物園内の、苗、球根準備室でカーディナルチューリップの球根を見せていただきました。

16日(土)ゴールウェイ大聖堂でミサ、カテケージス。後、モハーの断崖、石灰岩の丘陵バレン高原、巨人のテーブル見学後、緑の牧草地の羊、牛、馬をバスの窓から眺めながら一路ダブリンへ。

17日(日)閉会式会場クロークパークは、ヨーロッパで4番目に大きい競技場。バスで、徒歩で、続々と人、人、人の波!大勢の参加者、それを支える大勢のスタッフが、きびきびと動く姿が頼もしく目に映り、この日はアイルランドお決まりの雨が大会途中に降り、そして止み、青空。心も体も十分に満たされて、

18日(月)朝、帰国の途につきました。IECのスタッフが空港でお気をつけてのメッセージカードを手渡してくださったのには、改めて感激、感謝でした。

北は仙台、南は鹿児島からの参加者、初日に分かち合い、自己紹介をしたからでしょう、最終日までには仲良くなり、住所、メールなど交換し合って、再会を約束したり。これも私たち同士の一致の実践だと思います。早速、写真や、ブログのコピーなど届き、大会の思いを新たにしています。聖体大会、次回はフィリッピンのセブ島で開催されます。

藤沢1区  森下

聖体大会開会式、閉会式、聖テレサ教会、ブレンダーロッホ、世界遺産ニューグレンジ、聖コロンバン会本部、聖体行列、聖母マリア出現の地ノック、ゴールウエイ、コネマラ国立公園、モハーの断崖、バレン高原、カテケージス、和解の典礼(ゆるしの秘跡)、各地でのミサの巡礼スケジュールです。

ダブリン空港に降り立つとコロンバン会の神父様がお出迎えにはびっくり。感動の再会でした。神様は予想外の事を計画して下さっているのです。神に感謝。

アイルランド国際聖体大会"6月10日から17日まで第50回国際聖体大会がアイルランドの首都ダブリンで行われた。「聖体・キリストとの一致、わたしたち同士の一致」をテーマに開かれ、閉会ミサには約8万人が参列した。日本からは幸田補佐司教様を団長、梅村司教様を副団長とする公式巡礼団41人が参加。初日の開会ミサ、主の聖体の祭日に当たる13日の聖体行列と最終日17日の閉会式荘厳ミサに参加した。ミサは教皇使節として、教皇庁司教省長官のマルク・ウエレット枢機卿が司式、今回臨席しなかった教皇ベネディクト16世の録画メッセージも映し出された。幸田司教様は、聖体の恵みの本質を表す大会のテーマに触れ、第2バチカン公会議によって変化した聖体の捉え方を再確認することが今大会の意義だと話す。巡礼中のカテケージス(要理講話)ではかつて聖体について「キリストご自身である聖体、その一点に集中」していたが、公会議後はミサ全体、みことば、日常や社会の現実、苦しみ等のただ中に聖体を位置づけるようになったことを説明。梅村司教様は、共同体的信仰の大切さについて話した"。(カトリック新聞より)

カルメル修道会修道院付属の聖テレサ教会では英語共同ミサに昼食、コンサートと人々から、温かい歓迎を受け、祈りを共にしました。ナバンの聖コロンバン会本部でも温かい歓迎を受け、日本で宣教されていた時の想い出を話して下さいました。

ハンラティ神父様は、日本は初めてで何もわからないので、とにかく聞く事から始められた由。

梅村司教様は司教叙階をしてから3人の神父様を送り出され、3人の神父様も天国へと旅立たれました。聖コロンバン会には大変お世話になり、神父様方には助けて頂いたと声をつまらせながら御礼をのべられました。そばで立って居られた総長様は、下を向いて悲しみに耐えておられ、巡礼者ももらい泣きでした。その後お墓参り、日本で働かれた神父様も36人、主よ、みもとに召された人々に永遠の安らぎを与え、あなたの光の中で憩わせて下さい、アーメン。梅村司教様はお墓参りが出来、本当に良かったと安心された様子でした。

聖母出現の巡礼地ノックも訪れ、和解の典礼(ゆるしの秘跡)でこころ新たになり、聖母の記念聖堂でミサに与りました。

1879年8月21日に聖ヨゼフ、聖ヨハネ、聖母マリアが人々の前に現れました。(大人、子供、男女20人)メッセージは特にありませんでした。ヨハネ・パウロ2世教皇様、マザーテレサも訪れていました。バス移動中に大きな十字架が2カ所建てられていました。ヨハネ・パウロ2世教皇様が屋外ミサを2万人の参列者と共に捧げられた記念の十字架でした。

大会を振り返り「聖体は単独ではなく、ミサの中で全員が頂くという事」「自分の体をキリストの体の一部として」言葉は違うけれど各国の共同体と聖体を通し一致出来、信仰を深める事を実感出来ました。感動、感激、感謝の巡礼でした。

ホーガン神父様は最後迄同行して下さり、ダブリン空港で見送り頂き本当に有難うございました。さようなら、、、、、、、、、

アイルランド国際聖体大会

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保土ヶ谷教会で戸田教区長射殺される
鵠沼3区 高木

今から67年前の夏、横浜教区長ラウレンシオ戸田帯刀神父様が仮司教館の保土ヶ谷教会で日本軍憲兵によって射殺されました。

先ず戸田神父様の年譜から説明いたしましょう。

明治31年(1898)3月23日山梨県東山梨郡西保村(現牧丘町)に生まれる。
大正8年(1919)3月東京開成中学校卒業
大正8年(1919)4月東京公教神学校入学
大正12年(1923)ローマウルバノ大学入学
昭和2年(1927)ローマで叙階される
昭和3年(1928)7月日本に帰国する
「東京教区」本所教会麻布教会狛江教会関口教会で司牧する
昭和15年(1940)12月5日札幌教区臨時管理者任命(42歳)
昭和16年(1941)2月2日着座式(札幌市北十一条東二丁目52)
〃7月17日樺太知牧区臨時管理者兼任
〃7月27日着座式(中川宏師代行)
昭和17年(1942)2月27日某氏の密告で身辺調査始まる
〃3月9日反戦思想の廉で検挙される
〃3月16日検察送致
〃3月18日強制処分
〃3月26日起訴(約3カ月間拘留)
昭和19年(1944)10月9日横浜教区臨時管理者任命 (南洋教区臨時管理者兼任)
〃10月18日着座式(横浜市中区山手町44)
昭和20年(1945)7月29日日本海軍が横浜司教館を接収する(仮司教館)保土ヶ谷教会(横浜市保土ヶ区紅葉谷58)
〃8月15日日本国の敗戦と同時に、戸田教区長が直接司教館の明け渡し要求
〃8月18日戸田教区長、保土ヶ谷教会で射殺される (47歳)
〃8月22日保土ヶ谷教会で葬儀ミサ
〃11月1日山手教会で追悼ミサ

解説

@ 戸田教区長は、札幌光星商業学校理事長でもありました。事件の捏造は、陸軍現役配属将校生田中尉の差し金ではなかったでしょうか。その時代、上智大学事件、暁星中学校事件、長崎海星中学校事件はみんな陸軍配属将校による捏造でした

A 現在保土ヶ谷教会中庭に追悼の碑があります

B イエズス・マリアの聖心会(茨城県笠間市大田町)の楠宗真神父様戸田教区長の兄妹の孫にあたります。現在つくば教会の主任司祭です

C 札幌北十一条教会誌によると、数年後見知らぬ男が東京の吉祥寺教会に現れ「私は戸田教区長を射殺した者です。いまは心から罪を悔いています。どうしたらよいでしょうか」と訴えてきたということです。その後男は洗礼を受けたと尾鰭までつけてありますが、そのような殉教美談はキリシタンの歴史にもよくあります。真偽の程は全く分かりません



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がりらや便り

各地に災害をもたらした梅雨前線もようやく北上し本格的な夏がやってまいりました。ロンドンオリンピックも終盤、日本選手の活躍に喝采を叫んでいることでしょう、この頃は家の中でも熱中症にかかるとのこと、省エネを気にしながらバランスの取れた環境で読書を楽しみましょう。

「イエスの祈り」
教皇ベネディクト16世 カトリック中央協議会 893円 ペトロ文庫 256頁

生きておられる神は、祈りによる神秘的な出会いへと人間を招き続けています。現教皇が2011年5月〜2012年3月、一般謁見の中で行った「祈り」に関する連続講話。旧約の族長や預言者の祈り、詩編の祈り、そしてイエスの生涯における祈りをもとにその持つ力を解き明かしています。来るべき「信仰年」を機会に祈りを改めて学ぶ人にとってふさわしい助けとなると紹介されています。


「ゆるしの秘跡に戸惑うあなたへ」 
マラキー・ハンラッティ著 女子パウロ会 315円 A6版 40頁

副題に「一神父の経験から」。長年の取り組みをもとに、ゆるしの秘跡が神の憐れみに触れ、よい弟子となり、人々に開かれてゆくための特別に大切な助けであることを語っています。準備の仕方や共同回心式についてもやさしく書かれています。著者は当藤沢教会でもご指導いただいた、ご存じコロンバン会のハンラッティ神父。前著にカトリック新聞でも紹介された「祈りの講座」テキスト「神に聴く祈り――祈りのガイドブック」があります。





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